INTERVIEW|カフェ運営部(シニアマネージャー)
入社の経緯とこれまでのキャリア
ー 入社から今に至る経緯を教えてください
おととし(2023年)の5月に入社しまして、今2年半が過ぎました。
僕が在籍する「カフェ運営部」の中ではフレッシュな方ですね。
先輩は6年目の方などがいらっしゃいます。
仕事は、あっとほーむカフェに携わる東京の店舗運営をしています。
ご主人様・お嬢様(お客様)の対応は勿論ですが、働いているメイド、お屋敷(店舗)のフロアキャスト、料理を作るキッチンキャストの管理もしています。
スタッフが毎日良い環境で楽しく働けるようにサポートをしています。
店舗に立つことはないですが、トラブル対応などはすぐにできるように、本店が入っている同じビルの事務所で仕事をしています。
ー 最初から今のポジションで入社されたんですか?
いいえ。最初は店舗運営のマネージャーで入社しました。
今年シニアマネージャーに昇格しました。今は僕に2名の部下がいるので、後輩社員の育成も行っています。
ー 入社される前は、何をされていたんですか?
設計士やスポーツトレーナーをしていました。
玩具(特にガンプラ)が好きだったので最初はプラモデルの設計をしていました。
その後、運動をするのが好きだったので(※Sさんは、陸上部でした)スポーツトレーナーになりました。
ー 全く異なるお仕事ですね。なぜインフィニアに転職を決めたのですか?
まず設計士はとにかくハードだったんです。いつも納期に追われていました。
残業が多かったので体が持たないなと思ったのと、そこから健康的に体を動かす仕事がしたいなと思ってトレーナーになったんですが、そのジムが倒産してしまったんです。
それで自分を見つめなおしていた時に見た求人サイトでインフィニアを見つけました。
人に関わる仕事したかったのと、あっとほぉーむカフェは小学生の時に家族とご帰宅したことがあったんです。その時とても楽しい記憶があったんですよね。それを今までも覚えていて。ここで仕事できたら楽しいんじゃないかと思いました。
僕が小さいころから続いてるということは、ただのメイドカフェじゃないんだろなと興味もわきましたね。
それでインフィニアをリサーチしたら、とても良さそうなイメージの良い会社だったので気持ちが固まりました。
僕はこの頃近いうちに結婚をしたいと考えていたので安定面も重視していたのですが、上場しているスペースシャワーSKIYAKIホールディングス株式会社グループでしたし、 インフィニア自体もとてもクリーンで働きやすそうな会社で安心して応募しました。
前職の会社が倒産しているので、そういった部分は神経質になっていたかもしれないですね。
ー 上場している飲食店は考えなかったんですか?
実は飲食系は向いていないと思っていたんですよ。
普通の飲食店は、ホール・キッチンだけで完結するじゃないですか。
僕は人と関わることに重きを置いていたので、普通の飲食店は考えていませんでした。
あっとほぉーむカフェは、カフェなんですが、そこにメイドが介在するとコミュニケーションが生まれるんですよね。そしてエンターテインメントになる。
僕はエンタメ好きなので、楽しい仕事なんじゃないかと思って今に至ります。
ー メイドカフェに対しての偏見やイメージはどうでしたか?
正直一歩引いてしまうというか、もしかして怪しいところだったらどうしよう…という不安も少しありました。でも面接の時点ですぐ、「良かった。クリアな会社だ」と思いました笑。
ー どのようなところがクリアですか?
思っていたよりフードやドリンクなどすべてのメニューがリーズナブルな金額で、、だから学生や家族連れでも気軽に来れるんだと納得しました。
細かいことでいうと街でよく見るビラ配りもしていないですし、メイドにも店舗にもしっかりとしたマナーブックやルールブック・マニュアルもあります。
それがどれも「お客様をどのように楽しませるか」ということを考える内容でいっぱいだったんです。
なので思っていた以上に、しっかりしているところなんだなと感じました。
更に最初はまず店舗に入って理解しなければならないのですが、ここでもあっとほぉーむカフェの健全さが良くわかって安心しました。
会社としてお客様に対してきちんと真摯に対応しているところなんだなと、見る目もかなり変わりましたし、店舗で働いている子を見るとそれぞれ目標があって、それに向かって突き進んでいるので、「カッコいいな」と思いました。
今は自分が中に入ったので、こういった変化を沢山の方々にお伝えしていくべく頑張っています。

インフィニアの魅力と働く環境
ー あっとほぉーむカフェは単なる飲食店ではないので、シニアマネージャーのお仕事もほかのカフェとはかなり違いがありそうですね。
そうですね。数字を追うことも大切ですが、人と関わることが多い仕事になるので、お客様・メイド・キャストなどと円滑なコミュニケーションを取れるように心がけています。
メイドやキャストの悩み相談に乗ったりすることもありますね。
それぞれ悩みやキャリアが違うので、ひとりひとりと向き合って話を聞くようにしています。元々人と話すのが好きなので、「こういう考えがあるんだ」「こういう風に思うんだ」など個別で向き合うと、自分とは異なる考え方を学べるし、得られなかった知識を得られて僕自身の勉強にもなっています。
おせっかいかもしれないですけど、「こうするといいんじゃないか」と思いを巡らせながら相手と向き合って話をしています。
ー 同じような仕事をされている方は何名ぐらいいらっしゃいますか?
同じ仕事をしているのは、現在3名います。
シニアマネージャーが3名に対して、マネージャーが8名、キャストが120名前後、メイドが700名弱です。僕はマネージャー2名の育成をしながら、2店舗分のキャストやメイドのサポートをしています。
ー 働いている中で、心掛けている点があれば教えてください。
メイドやフロアキャストへの“声がけ”を意識してするようにしています。
スタッフはほぼみんな僕より若いので、声をかけることでコミュニケーションを取っています。
コミュニケーションを取ることで、伝えなければいけないことがスムーズに伝えられたり、お互いが理解することが早くなったりするんですよね。
あとは絶対に頭ごなしには言わないようにしています。
ー 塾の先生みたいですね
メイドやキャストから「体育の先生みたい」と良く言われます。
実は大学で教職を取っていたんです(笑)
そこで学んだことというわけではないのですが、ひとりひとりをみて話し方を変えるのはやっていますね。
鼓舞なんですけど異なった伝わり方をする場合もあるので、相手がわかるように寄り添いながら日々そういう会話をしています。
ー シニアマネージャーということで日々の売上などは気にしますか?
そうですね。僕自身は気にしていますが…あまり表に出しすぎるとキャストがついてこないので、たくさんお客様を集めるにはどうしたら良いかな?といったように「集客数」で目標設定をしたりしています。
売り上げよりは、キャストが理解しやすいんですよね。
1時間でどのくらいの数のお客様にご利用いただけたのか「私は今日こんなに沢山のお客様をご案内したんだ」など満足度も高いんですよね。
ー 売り上げが芳しくなかったときはどうしていますか?
そうですね。自分なりに原因をまず分析します。
そして次に同じことが起きないように、それをノートにまとめてメイドやキャストに共有しています。お客様と接するのはメイドなので、メイド自身が変わらないと先に進めないと思うんですよ。なのでポジティブに声掛けしながら、みんなで進んでいくようにしています。
ー インフィニアのいいところを教えてください。
とにかく人間関係がめちゃくちゃいいです!!
みんなそれぞれに明るくてコミュニケーションも取りやすいです。
設計士の時は全くしゃべらなくて息苦しかったので嬉しいですね(笑)
僕みたいなゴリゴリの体育会系は少ないですが、みんな仲良くて楽しく仕事しています。
メイドカフェって結構偏った趣味の人とか多いのかなと思ったんですけど、みんなバラバラで面白いですよ。
女性の社員は「推し活」をしている人が多いですね。
本日の業務内容を記入する書類の中に「1分日記」のようなものがあるんですけど、そこに「昨日のお休みは推し活に行ってパワーもらいました」とか「どこそこのランチがおいしかったです」とかみんな気軽に書いてます。
そういうことを話したり、書ける環境は良い環境だと思うんですよね。
どうでもいい人に、自分の好きなものやプライベートを知ってもらいたいと思わないじゃないですか。
そういったことを自由に話せるっていいですよね。共有できる環境が普通の光景である社風です。

推しを語れる職場
ー Sさんの推し活はなんですか?
僕は特にこれといったものはないですが…車は好きですね。
ここの会社に入って、おかげさまでほしかった車を買うことができたんです!
朝と帰りに駐車場の前を通るんですけど、今や車を見るたびに心で話しかけたりしちゃうぐらい愛着がわいてしまってます(笑)
それが推し活かもしれないですね。
ー 車のどういうところが好きなんですか?
運転するのが好きなんですけど、僕はそもそもイニシャルDの後継マンガ(MFゴーストや昴と彗星)が大好きで、MFゴーストで主人公が乗っていた車の86(zn6 前期)を購入しました!
親に勧められたのも僕が高校生ぐらいだったので、当時買えなかったものを大人になって買えたという感じです!
しかも群馬県出身なので(更にアニメで出てきた場所のすぐ近くで生まれたそうです)これはもう運命かなって思っています(笑)
ー 社員の方と車の話をしたりしますか?
話もしますし、僕の車でドライブとかにも普通に行きます。
僕は、都内ドライブが好きなので首都高に乗ったりレインーブリッジを走ったりして一緒に遊んだりしています。
群馬県出身なので、峠とか運転するのも好きです(笑)
あっとほぉーむカフェの未来と、自身の目標
ー 今後の目標はありますか?
あっとほぉーむカフェの更なる安定化と拡大です。
メイドやキャストがもっと働きやすい環境を作って、心から働くことを楽しめる「働きたい職場」にしていきたいですね。
そのためには店舗間でのコミュニケーションも取れるような円滑化も図りたいですし、柔軟に連携もしていきたいです。
そうしたら売り上げだけでなく、もっと大きな効果を会社にもたらすことができると思うんです。
僕がここで働いて一番に思ったのは、「人間的に成長する」ということです。
あっとほぉーむカフェは、10代、20代前半が多い職場なので、助け合わないと「お客様を最大限楽しませるおもてなし」ができません。
なので、人を思いやる力やサポート能力がかなり身に付きます。これは、将来絶対役に立つと思っています。
僕自身が経験した「目標に対してどうがんばればいいのか」という達成までの道筋を、これからはメイドやキャストにも教えてあげたいと思っています。
ー やはり先生ぽいですが…ご自身の野望はありますか?
あっとほぉーむカフェは20周年を超えて、次の20周年はどうなっているのかな…と考えることがあるんですね。
なので野望としては、インフィニアにとってのもうひとつの柱を作ってみたいです。
ー とても大きな野望ですね!!例えばどのようなものですか?
僕がトレーナーをしていたので、メイドカフェでスポーツジム作ってみたいです(笑)
スポーツ業界って今厳しいみたいなので、エンタメが入ったらどうなるかなと思って。
メイドは絶対的なパワーになると思うんです。普段からご主人様・お嬢様を応援する立場ですし。トレーニングも応援されたらみんな頑張ると思います。
推しが教えてくれて、それが健康につながるとなるといいですよね。
楽しく健康的に、何十年もあっとほぉーむカフェに通っていただくための派生形にならないかなと考えています!(あくまで希望です(笑))
あっとほぉーむカフェで、良質なたんぱく質が取れるコラボメニューなんかもいいなと思います。うちのカフェならではの世界観でできたらいいですね。
ー 転職を考えている方にメッセージをお願いします。
僕は飲食業界は経験したことがなかったんですけど、回りの方々のサポートが手厚かったですし、わからないことも聞きやすい環境なのでやりやすかったです。
教えていただいたことを自分なりに落とし込んで、自分のスタイルで働けるので、悩まず気楽に応募してほしいです。
会社やあっとほぉーむカフェを見に来てほしいですね。お待ちしています(笑)

